宮城県議会議員 田口雄二(たぐちゆうじ)

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6月定例議会のご報告

6月10日から29日まで開催され、約569億円の一般会計補正予算案と、県総合計画「アクションプラン」等の21議案と議員発議の意見書案8件を可決し、4件の請願を採択しました。河野知事が1月に就任したことにより、今年度当初予算は骨格予算としてスタートしました。今回は知事の政策提案を具現化するための政策的事業や新規事業に、また口蹄疫・経済復興対策や東日本大震災などの緊急課題に対応するための事業が盛り込まれた「肉付け予算」として編成されました。当初予算と合わせた23年度予算は約5805億5000万円となり、国の予算や地方財政計画の伸び率を13年ぶりに上回る積極型の予算となりました。

節電のため本会議場では、はじめてクールビズに

①一般質問をしました。質問内容をご紹介します。

知事の政治姿勢・防災対策・医療福祉・企業立地・東九州メディカルバレー構想等々について、質問いたしました。

宮崎県議会のホームページで、質問の録画をこちらから見ることが出来ます。

延岡南道路無料化継続を求める意見書(案)が否決されました。

私どもが提案した「九州中央自動車道の早期を整備を求める意見書案」は、可決いたしました。しかし、延岡南道路無料化継続を求める意見書(案)は自民・公明・社民の3党などの反対で否決されました。無料化実験で全国でもトップクラスの効果が出ていましたが、6月20日から高速道路の無料化凍結により、国道10号の土々呂地区の大渋滞がまたしても始まりました。地域経済や物流に大きな支障があるので、バイパスとして作った延岡南道路の無料化の必要性を訴えましたが、残念です。今後も無料化に向けて、粘り強く活動を続けてまいります。

「県議会のあり方検討委員会」を設置しました。

存在感のある県議会を目指すため、県議会のあり方検討委員会を設置しました。(期間は1年)議会運営委員会のメンバーが委員となり、私はその一人になりました。今年度中に10回ほど協議し、2月定例会までに最終報告を取りまとめます。各会派(自民・新みやざき・社民・公明)の検討事項にあった「議会基本条例の制定」を目指すことで合意しました。

※「議会基本条例」とは、議会に関する基本的な事項について定めた条例。分権改革により、自治体の権限が拡大したことにより、議会の役割も大きくなりました。よって議会改革を継続し、発展させることを目的とし、全国的に制定する議会が増えています。