宮城県議会議員 田口雄二(たぐちゆうじ)

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「地域医療を守り育てる条例」が可決、制定(H25.3.21)

平成24年度の特別委員会「地域医療対策特別委員会」は、私田口が委員長を務め、条例制定に向けて1年間調査研究してまいりました。そして、2月議会最終日に提案した「地域医療を守り育てる条例」が満場一致で可決しました。県民が住み慣れた地域で安心して暮らせる社会の実現に役立てればと思っています。特別委員会委員、議会事務局の皆さん、1年間本当にありがとうございました。

(条例の要旨) 本県の医療の現状は、特定診療科やへき地等の医師不足、高齢化等々深刻な状況にあり、地域医療の崩壊の懸念があります。この事態を解決するためには、県民一人一人が医療資源を地域の財産として大切に想い、日ごろから健康管理に取り組むとともに、医療提供体制をお互いに支えあう意識の醸成に努めることが必要です。この条例は地域医療を守り育てるための基本理念を定め、「県の責務」「市町村の役割」「県民の役割」等を明らかにし、「保険及び福祉との連携」、「医療機関相互の連携体制の構築」、医療従事者の育成、確保」などの地域医療を守り育てるための基本事項を定めています。