宮城県議会議員 田口雄二(たぐちゆうじ)

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議会便り「きずな」17号が出来上がりました。

議会便り「きずな」17号が出来上がりました。6月議会のご報告や会派「新みやざき」の調査報告、そして私の最近の活動報告をさせていただきました。ご一読賜れば幸いです。

定例県議会が閉会(6月26日)

6月定例県議会が26日閉会しました。議員発議の「宮崎県議会基本条例」を原案通り、また意見書等の議案を可決、請願1件を採択しました。議員発議による政策条例は8つ目となります。今後更に議会改革を進めて参ります。なお主な意見書は、「東九州道の北浦~須美江間の26年度開通を求める意見書」や「過去最低レベルで推移する木材価格への助成等の対策を求める意見書」等です。

今回の議会では、各会派各議員より知事のリーダーシップが厳しく問われました。知事に就任して1年6か月、宮崎県に赴任して7年、そろそろ河野カラーを鮮明にするべきです。なお各議員の質問は、宮崎県議会のホームページの「議会中継」から、録画をごらんいただけます。

◎議会基本条例とは

 議会の基本理念、議員の責務、活動原則等を明確にし、議会と知事、県民と議会等の基本事項を定めることにより、県民の負託に応え、県民の福士向上・県政の発展に寄与することを目的としています。

6月定例県議会が始まりました。

平成24年度になって初めての6月定例県議会が、6月8日に開会し、26日までの19日間となります。

知事より食品衛生法施行条例の一部を改正する条例案等12議案と報告6件が提案されました。

23年度後半は連続して質問したので、今回は私の質問は久しぶりにお休みです。

会派からは西村代表、井上幹事長、渡辺政審会長の3人が質問します。

今回も議会直前に県外調査をしているので、質問のネタは沢山仕入れてきました。3人の一般質問が楽しみです。

田口雄二「県政報告会」(5月11日)

昨年は選挙直後から、忙しすぎて開催できなかった「県政報告会」を2年ぶりに実施することが出来ました。

会場の向陽クラブには、道休誠一郎衆議院議員、杉本延岡市副市長をはじめ多くのご来賓と、ご支援いただく皆様が多数ご出席いただきました。本当にありがとうございました。

2期目を迎え県議になって5年、これまで取り組んできたことや宮崎の現状や課題を報告させていただきました。ついつい熱くなって予定の時間をオーバーしていながら、たくさん伝えたいことがあり、いつものように段々早口になってしまいました。

反省すべき点は多くありますが、「いい話を聞いた」、「もっと聞きたかった」とのお声もいただきました。皆様のご厚情をしっかり受け止めて、今後も県北そして延岡の発展に全力を傾注して参りますので、引き続き叱咤激励をよろしくお願いします。

①      後援会を代表してご挨拶する甲斐久敏後援会長

②      ご来賓の道休誠一郎衆議院議員

③      ご来賓の杉本隆晴延岡市副市長

④      これまでの取り組みを報告いたしました。

⑤      宮崎の現状や課題を報告させていただきました。

⑥      商工同志会の甲斐良典会長が乾杯のご発声

⑦      お忙しい中ありがとうございました。

⑧      今後も引き続きよろしくお願い致します。

東九州メディカルバレー構想が総合特区に指定(12月22日)

本県が大分県と申請していた「東九州メディカルバレー構想」が、国の「地域活性化総合特区」に指定されました。県北にとっては「細島港が重点港湾に指定」されたことに匹敵するビッグニュースとなりました。総合特区は規制緩和と財政・税制面においても優遇されることから、構想の取り組みに弾みがつきます。血液や血管医療を核とする医療機器産業の集積による産業拠点づくりと、産学官連携による研究開発促進や人材育成を目指していきます。

この構想が県北地域の活性化、雇用の面でも大きく寄与してほしいものと願ってやみません。

11月議会で一般質問(11月25日~12月13日)

11月25日~12月13日までの19日間に渡って開催されました。国の第3次補正予算等による補正予算案等が可決されました。私は今回の一般質問で、知事の政治姿勢、研修医の確保、ドクターヘリの就航関連、東九州メディカルバレー構想の総合特区と寄付講座、道路・防災・教育等について質問いたしました。質問の模様は、宮崎県議会のホームページから動画でご覧いただくことができます。

延岡市出身の参議院議長が誕生しました(11月14日)

延岡を故郷とする参議院議員の平田健二氏が、第29代参議院議長に就任しました。延岡の小中学校を卒業し、技術者の養成所「旭化成工科学院」を卒業後、ベンベルグ工場等の勤務を経て、労働組合運動に入りました。17年前のゼンセン同盟岐阜県支部長の時に、その人柄やリーダーシップに期待が寄せられ、参議院選挙に出馬し見事当選し、現在3期目で議長就任となりました。岐阜県選出でもあり、議員としての存在は延岡市民にもあまり知られていません。延岡には現在、90歳を超えたご両親がご健在です。私もゼンセン同盟在籍時代より存じており、米沢隆先生の選挙の際も何度も応援に駆け付けていただきました。これまで何かと故郷延岡、そして宮崎に配慮していただきましたが、強力な宮崎の応援団長の誕生です。心強いとともに宮崎県民の一人として誇りに思った次第です。

第29代参議院議長 平田健二氏

民主党宮崎県連第2区総支部の幹事長に就任(10月7日)

第2区総支部総会を開催。総支部長の道休誠一郎衆議院議員のごあいさつの後、来賓の川村秀三郎(衆議院議員)民主党宮崎県連代表と副代表の外山 斎参議院議員にご挨拶をいただきました。活動報告案と決算案、活動予定案、予算案ともにご承認いただきました。また新役員に、私が新幹事長に就任いたしました。しかし、県連そして県議会「新みやざき」の幹事長もしており、すでに手が回らないため、副幹事長に葛城・早瀬両延岡市議にしっかりとサポートしていただくことにしました。

①ご挨拶する道休総支部部長

②新役員でガンバロー三唱

民主党宮崎県連定期大会で再び幹事長に

86日、宮崎観光ホテルで開催し、活動方針等を確認しました。また新役員体制は川村秀三郎衆議院議員が代表を続投し、私は1年ぶりに幹事長に再任され、渡辺創県議会議員は幹事長代理に就任しました。国民の期待を裏切っている状況ですが、県連は県連としての役割をしっかりと確立して、口蹄疫で疲弊した本県を立て直して参ります。

6月定例議会のご報告

6月10日から29日まで開催され、約569億円の一般会計補正予算案と、県総合計画「アクションプラン」等の21議案と議員発議の意見書案8件を可決し、4件の請願を採択しました。河野知事が1月に就任したことにより、今年度当初予算は骨格予算としてスタートしました。今回は知事の政策提案を具現化するための政策的事業や新規事業に、また口蹄疫・経済復興対策や東日本大震災などの緊急課題に対応するための事業が盛り込まれた「肉付け予算」として編成されました。当初予算と合わせた23年度予算は約5805億5000万円となり、国の予算や地方財政計画の伸び率を13年ぶりに上回る積極型の予算となりました。

節電のため本会議場では、はじめてクールビズに

①一般質問をしました。質問内容をご紹介します。

知事の政治姿勢・防災対策・医療福祉・企業立地・東九州メディカルバレー構想等々について、質問いたしました。

宮崎県議会のホームページで、質問の録画をこちらから見ることが出来ます。

延岡南道路無料化継続を求める意見書(案)が否決されました。

私どもが提案した「九州中央自動車道の早期を整備を求める意見書案」は、可決いたしました。しかし、延岡南道路無料化継続を求める意見書(案)は自民・公明・社民の3党などの反対で否決されました。無料化実験で全国でもトップクラスの効果が出ていましたが、6月20日から高速道路の無料化凍結により、国道10号の土々呂地区の大渋滞がまたしても始まりました。地域経済や物流に大きな支障があるので、バイパスとして作った延岡南道路の無料化の必要性を訴えましたが、残念です。今後も無料化に向けて、粘り強く活動を続けてまいります。

「県議会のあり方検討委員会」を設置しました。

存在感のある県議会を目指すため、県議会のあり方検討委員会を設置しました。(期間は1年)議会運営委員会のメンバーが委員となり、私はその一人になりました。今年度中に10回ほど協議し、2月定例会までに最終報告を取りまとめます。各会派(自民・新みやざき・社民・公明)の検討事項にあった「議会基本条例の制定」を目指すことで合意しました。

※「議会基本条例」とは、議会に関する基本的な事項について定めた条例。分権改革により、自治体の権限が拡大したことにより、議会の役割も大きくなりました。よって議会改革を継続し、発展させることを目的とし、全国的に制定する議会が増えています。