県議会会派「新みやざき」と図師博規議員の計6名で、宮城県と千葉県浦安市に入り、ボランティア団体の案内で、被害状況の把握と本県の防災対策について調査して参りました。津波の破壊力のすさまじさと悲しいまでの人間の無力さを痛感しました。本県がこのような惨状にならぬように、防災対策にしっかりと取り組んで参ります。
また、篠原農林水産副大臣、桜井財務副大臣にお会いし、口蹄疫対策のお礼並びに復興対策をお願いし、そして、長谷川内閣府大臣官房審議官(防災担当)から防災対策を研修して参りました。
※ 「津波てんでんこ」
東北では、津波が来る恐れのあるときは、とにかく一刻も早く「てんでんこ」に逃げろ、「人のことなどかまわずに、てんでんばらばらに一目散に逃げろ」と古くから言われています。冷たいようにも聞こえますが、それほどに津波は恐ろしいものだと言い伝えられています。
① 宮城県南三陸町 ここから海まで約3kmほど
② 南三陸町公立志津川病院は4階まで水没 入院患者や医療スタッフ78名が死亡・行方不明に
③ 南三陸町防災対策庁舎 この隣には役場があったが、跡形もなく流失
④ 宮城県石巻市立門脇小学校 避難所であるにもかかわらず全焼する
⑤ 千葉県浦安市
⑥ 浦安市の液状化で飛び出したマンホール
⑦ 口蹄疫現地対策本部長をしていただいた篠原孝農林水産副大臣
⑧ 平成7年から2年間宮崎市助役を勤めた長谷川彰一内閣府大臣官房審議官(防災担当)
⑨ 被災地仙台市選出の桜井充財務副大臣に口蹄疫復興対策のお願い