宮城県議会議員 田口雄二(たぐちゆうじ)

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延岡市メディカルタウン構想推進シンポジュウムを聴講 (2月4日)

「宮崎県における医療器産業の振興と可能性」をテーマに九州保健福祉大学で、立ち見が出るほど盛況の中、パネルディスカッションが行われました。今回の東九州メディカルバレー構想の総合特区決定は大きなチャンスをいただいたが、これからが始まり。この特区をいかしてどのような実のある構想を進めるかが大きな課題。うまくいけば、深刻な医師不足解決の糸口につながることも十分考えられます。英知を結集して特区をうまく活用し、延岡市そして県北の発展にいかに繋げるかということです。さあ、これからだ。

ディスカッションの後には、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏の「医療の現場~がんと向き合って」の記念講演が行われた。非常に若々しく、そしてダンディーな鳥越さんは予定の時間を大幅にオーバーしながら、自分自身のがん克服への状況をユーモラスに、患者としての不安や悩み、そして医療現場の課題等をわかりやすく講演してくれました。人間は体の変化を「痛み」で伝えてくれる、しかしガンはその発信をしてくれない。いかにガン検診を定期的に行うことが大事か教示してくれました。県議会では今「ガン対策推進条例」の制定に向けて進めていますが、実に貴重な講演を聞かせていただきました。

①   パネルディスカッションの様子

コーディネーター

  宮崎大学医学部 池ノ上克付属病院長

パネリスト(左から)

宮崎県 河野俊嗣知事

旭化成メディカル㈱ 柴田豊社長

九州保健福祉大学保健科学部臨床工学科学科長 竹澤真吾教授

延岡市 首藤正治市長

②   鳥越俊太郎さん。本当にもうすぐ72歳? こんな風に年をとりたいなあ。