宮城県議会議員 田口雄二(たぐちゆうじ)

-

会派「新みやざき」が県外調査に(6月6日)

早朝に東京を離れ、鳥取県の米子鬼太郎空港に降り、境港市に入りました。

「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者で、漫画家の水木しげるさんの出身地で、鬼太郎と妖怪による街づくりが成功しています。

水木しげるロードは、行くたびに妖怪のブロンズ像が増えており、現在は139体にまでなっていました。

平成5年に誕生して以来、本年のゴールデンウィークには、入込客数が2000万人を突破しました。

街が何から何までも鬼太郎や妖怪一色です。3万5千人の境港市への経済効果は絶大です。

水木しげる氏の故郷への思い、またこの後調査した島根県でも同様で、山陰地方における水木しげる氏の郷土愛には感嘆いたしました。

午後からは、島根県庁に入り、古事記編纂1300年に関連する事業の取り組みについて伺いました。

知事の熱心な音頭取りで、すでに今年度までの3年間で、25億円の事業費をつぎ込み、7月21日からは「神話博しまね」を出雲大社のすぐ横で開催予定です。

「神々の国しまね実行委員会」等、多くの専任の人員体制で進めており、宮崎県との大きなギャップを感じました。

ただ宮崎県同様県民の盛り上がりはちょっと? の状況のようです。

一般的に古事記になじみが薄いからかな?本県は実質今年からの取り組みで出遅れています。関連する奈良や島根と連携しながらの取り組みも今後必要です。

①   米子鬼太郎空港の手荷物受取所のターンテーブルに「目玉おやじ」が

②   米子空港は2年前から「米子鬼太郎空港」の愛称で呼ばれています

③   境港駅前の「水木しげる先生執筆中」のオブジェ

④   列車にも鬼太郎やねこ娘が